デジタルネイチャーが難しいので理解のヒントを集めていきます。
ヒントを見つけたら、随時更新予定。
『静かなる革命へのブループリント』で落合陽一入門しておく
宇野常寛さんと7人の識者の対談集。最終章が落合陽一さんとの対談。落合陽一入門にちょうど良い内容。
『魔法の世紀』を先に読むべし!
ご本人が、『これが先』とツィートしてた。
編集を担当された宇野常寛さんのインタビューから背景を知る
彼(落合陽一)は音や光の波をコンピューターで制御する研究をしている人で、研究して論文を書くことが仕事。ただ、その研究のコンセプトの中に、彼独特の社会観、哲学があって、それは私にとってとても面白くて、世に出すべきだと思った。だから『魔法の世紀』を出したのです。
その後、彼は研究者・アーティストから「総合知識人」へと脱皮しました。
彼は、研究の実績を考えたら、とっくにアメリカかどこか海外で活躍しているはずの男です。それが、まだ日本にいて、眠い目をこすって筑波に通勤して、きっとたくさんのものを捨てながら、いまのアウトプットをしているわけです。
落合陽一の主張はジャンル横断的であり、文章はまるで「鵺(ぬえ)」のようです。本にまとめるには普通の本の2倍、3倍の労力が必要となります。
一般書として流通しているのだけれど、非常に専門的なレベルの高い本です。これは日本の出版文化の層の厚さが生んだ財産だと思っています。
https://www.asahi.com/sp/and_M/articles/SDI2018071041031.html
※鵺…日本の妖怪、怪物。『平家物語』などに登場し、猿の顔、狸の胴体、虎の手足を持ち、尾は蛇。
『平家物語』にある怪物はあくまで「鵺の声で鳴く得体の知れないもの」で名前はついていなかった。しかし現在ではこの怪物の名前が鵺だと思われ、そちらの方が有名である。
この意が転じて、掴みどころがなく、立ち回りは巧みだが得体の知れない人物を喩える際に使われる。
『汎神化した計算機』の意味は?
神と自然を同一とみなす汎神論のように、自然と計算機を同一とみなすようになるってことかな?
https://hyggelife.hateblo.jp/entry/2018/11/01/145300
箕輪さんとの対談
デジタルネイチャーは初めから1行につき5分ずつ語れるくらい深いらしい。
何度も何度も読むものらしい。1回で理解しようと思ってはいけない。
ピカソの絵画と同じで繰り返すことで分かることが出てくるかもしれないアート作品。
https://news.nifty.com/article/technology/techall/12176-149903/