血の通った組織
人間の精神発達段階に応じて、組織のあり方も形を変えている。
ティール組織を例えるなら生命体、生物。
3つの突破口
- 自主経営
- 全体性
精神的な全体性があらためて呼び起こされ、自分をさらけ出す組織。
- 存在目的(進化する目的)
自主経営
メンバーは、人と人の協力に関する基礎知識を学ぶ。
他人の意見に耳を傾けたり、相手に意思を伝えたりするためのさまざまな方法と、ミーティングの進め方やメンバー間でのコーチングなどの実践的なスキルを学ぶ。
壁に当たりストレスを感じることもあるが、それは個人が自ら成長していく過程であり、そこからプロフェッショナルが生まれる。
管理職はいないが、地域コーチがいる。
進化型色の強い組織にいると人はそのように振る舞い始める。
1.個人は決して他の人に何かを強制してはいけない。
2.それぞれのコミットメントを守ること。
ホラクラシー
非暴力コミュニケーション
適切な内容の評価インタビューと幅広い気づきをもたらすフィードバック
人付き合いのスキルが必要。
「上席者が環境づくりやサポートをする役割であること」や「プロジェクトチームへの権限の移譲」「情報の透明化」は、「自主経営(セルフ・マネジメント)」の土台づくりにつながる。
全体性
エゴから自己を切り離す。
自分とまっすぐ向き合う。
全体の一部になる。
他者の話を聞き、相手が自分の声や真実を見つけられる手助けをする。
自然の中のオフィス
自然には全体性を呼び起こす能力がある。
人生の目標は、全体性を取り戻す事。
仕事仲間は、一緒に旅できる仲間という観点で人事面接し、双方の思いを確認するプロセス。
安全で思いやりのある職場。文化。
感謝をしっかりと伝えることや信頼関係が強いこと、相互に相談でき、失敗から学ぶ環境は、「ホールネス(個人としての全体性の発揮)」の土台づくりにつながる。
存在目的
組織は存在目的を持った生命体。
会社の存在目的に常に耳を傾ける。
個人が人生でなすべき使命と、会社の存在目的が共鳴しているか?
組織の目的と高い共鳴状態にあることは、「進化する目的」(エボリューショナリー・パーパス)」の土台づくりにつながる。
まとめ
チームや組織を率いる際、まずは、自分自身が本当に大切にしていることから始め、その思いとつながった状態で、メンバー(社員)と接し、独自の工夫にあふれた仕組みづくりへとつなげ、魂の宿った組織づくりを行っていくことが重要。
ティール社会もやってくる気運は、ブロックチェーンやVALUやクラウドファンディングなどからも、ヒシヒシと感じます。
『個人が人生でなすべき使命』を捉える事が必要で、それは組織だけでなく、私自身の幸福感にも繋がる重要なステップと感じました。