速読術 メモ
3時間かかる本を1時間で読む方法。
3回に分けて読む。
1回目 全体の把握。
15分。1ページ10秒以内。
目次や見出しを見て、全体の把握。
2回目 各章の構造を確認しながら。
30分。
見出しに対する答えを探しながら読む。
3回目 詳細を検索するように
15分。
頭に残った言葉、うろ覚えを明確にする。
2回目の時に気になる部分に付箋を残した場合は、そこもチェック。
翌朝 余裕があれば
通勤時間などで、もう一度読み返す。
ティール組織
血の通った組織
人間の精神発達段階に応じて、組織のあり方も形を変えている。
ティール組織を例えるなら生命体、生物。
3つの突破口
- 自主経営
- 全体性
精神的な全体性があらためて呼び起こされ、自分をさらけ出す組織。
- 存在目的(進化する目的)
自主経営
メンバーは、人と人の協力に関する基礎知識を学ぶ。
他人の意見に耳を傾けたり、相手に意思を伝えたりするためのさまざまな方法と、ミーティングの進め方やメンバー間でのコーチングなどの実践的なスキルを学ぶ。
壁に当たりストレスを感じることもあるが、それは個人が自ら成長していく過程であり、そこからプロフェッショナルが生まれる。
管理職はいないが、地域コーチがいる。
進化型色の強い組織にいると人はそのように振る舞い始める。
1.個人は決して他の人に何かを強制してはいけない。
2.それぞれのコミットメントを守ること。
ホラクラシー
非暴力コミュニケーション
適切な内容の評価インタビューと幅広い気づきをもたらすフィードバック
人付き合いのスキルが必要。
「上席者が環境づくりやサポートをする役割であること」や「プロジェクトチームへの権限の移譲」「情報の透明化」は、「自主経営(セルフ・マネジメント)」の土台づくりにつながる。
全体性
エゴから自己を切り離す。
自分とまっすぐ向き合う。
全体の一部になる。
他者の話を聞き、相手が自分の声や真実を見つけられる手助けをする。
自然の中のオフィス
自然には全体性を呼び起こす能力がある。
人生の目標は、全体性を取り戻す事。
仕事仲間は、一緒に旅できる仲間という観点で人事面接し、双方の思いを確認するプロセス。
安全で思いやりのある職場。文化。
感謝をしっかりと伝えることや信頼関係が強いこと、相互に相談でき、失敗から学ぶ環境は、「ホールネス(個人としての全体性の発揮)」の土台づくりにつながる。
存在目的
組織は存在目的を持った生命体。
会社の存在目的に常に耳を傾ける。
個人が人生でなすべき使命と、会社の存在目的が共鳴しているか?
組織の目的と高い共鳴状態にあることは、「進化する目的」(エボリューショナリー・パーパス)」の土台づくりにつながる。
まとめ
チームや組織を率いる際、まずは、自分自身が本当に大切にしていることから始め、その思いとつながった状態で、メンバー(社員)と接し、独自の工夫にあふれた仕組みづくりへとつなげ、魂の宿った組織づくりを行っていくことが重要。
ティール社会もやってくる気運は、ブロックチェーンやVALUやクラウドファンディングなどからも、ヒシヒシと感じます。
『個人が人生でなすべき使命』を捉える事が必要で、それは組織だけでなく、私自身の幸福感にも繋がる重要なステップと感じました。
お金2.0 佐藤航陽 読書感想
トークンエコノミーについて、知りたくて、
佐藤航陽さんの『お金2.0』を読みました。
経済は作る対象になり、人々は経済圏を複数、選ぶことが可能になる。
お金ではなく、人生の意義を見つけることが『価値』という時代。
儲かることより、情熱を傾けられることを探す時代。
ということを知る事ができました。
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3つのベクトル
連立方程式のように作用し合う。
経済の特徴とメカニズム
経済は欲望のネットワーク
本能的欲求、金銭欲求、承認欲求
人気のある方へ偏りが生じる。
経済格差は動的ネットワークの宿命。
不安定、不確実。
発展する経済
持続的、自発的に発展する経済システムの5つの要素
- インセンティブ、明確なメリット
特に社会的欲求(儲けたい、モテたい、認められたい)。 『いいね』、リツイート、フォロワー数なども。以前は生理的欲求が中心だった。
- リアルタイム
常に状態が変化。自分の判断や行動で状況が変化。日々コンテンツが変化。
- 不確実性
運と実力の両方の要素。
秩序の可視化。『いいね』、リツイート、フォロワー数など。プレミアム会員。
- コミュニケーション
会社もサービスも
ユーザーや顧客も巻き込んだ経済システム全体で競争する時代。
お金から解放される生き方
- これからはお金ではなく内面の価値を人々は求める
- 資本主義↔︎価値主義
- これからは価値主義。
自分の人生の意義や目標は当然持っているものとして、それを他人に与えられる存在そのものの価値が上がる時代。
他人に伝えられるほどの熱量を持って取り組めることを探す!
↑
一日中やっていても苦痛でない事を探す!
↑
ブロックチェーン普及で会社は不要になる!?
newspickで読んだ記事、
株式会社GINCOの森川さんたちのご意見が大変興味深かったです。
以下、抜粋。
ブロックチェーンは組織での働き方の形を、
会社からコミュニティへと変えていくかもしれない。
ブロックチェーンは会社の持つ機能、例えば「従業員にお金を分配する」というようなことをどんどん自動化していくことができます。それが進むほど人の流動性が高くなります。
ブロックチェーンによる新しい経済圏が広まっていくと、個人の働き方は、企業にぶら下がるのではなく、さまざまなコミュニティ(経済圏)のなかでどんな貢献ができるのか、つまり自分のロールが明確に問われるようになります。
わかりやすく言えば、コミュニティ内で能力を発揮するほど、対価としていろいろな通貨を直接的に得られる世の中になっていく。
組織としては、企業のビジョン、ブランディングが重要になります。どんなビジョンを打ち出せるかで、コミュニティが形成されていき、それを個人が選ぶようになっていきます。
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人々が発揮するさまざまな価値を、コミュニティの評価ルールで拾うこともできるようになる。
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そういう社会への変化が進んでいくと、「自分とは何か?」という問いに対して、どんな答えを持つかがすごく大事になってくる。
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共感してもらえるコミュニティ。
愛されるコミュニティ。
を考えてみるといいかも。
兵庫県 こんだ薬師温泉の美肌効果すごかった!
ココ・シャネル的な生き方
嫌いな事を削ぎ落とした結果、傑作が生まれる。
活き活きとした人生は仕事に夢中になって取り組む事で得られる。
流行りではなく、スタイルを作る。
自分が欲しいものを作る。
エレガンス。
規格品に身を包むな。人と違う、かけがえのない存在になる。
リバタリアンとは
リバタリアニズムと呼ばれる政治思想や政治哲学上の立場を主張する人々。
リバタリアニズムは、日本語では「完全自由主義」や「自由至上主義」などと訳されますが、これは個人の自由と経済上の自由の両方を重んじる考え方を指します。この点ではリバタリアンは政治と経済両面における自由を重んじる立場にあって、より完全な自由を主張する人々。
他者の自由を侵害しない限りにおける、各人のあらゆる自由を尊重しようとする思想的立場。自由主義が20世紀以降、個人の社会的自由の達成ために、私企業などの経済的自由の抑制や、福祉などによる富の再分配を是認してきたのに対し、それらをも最小化すべきとする。自由至上主義。完全自由主義。
リバタリアンの立場では権力は必ずどこかで腐敗するという信念を持っており、それは権力に対する一種の不信と言い換えられます。このため、完全な個人の自由や自治を主張するとともに、個人による自律を重んじる点から兵役や何らかの対象に対する献身や犠牲を強制されることには、肉体的・精神的な自由を侵害するとして反対の意思を表明する傾向があります。
また経済の面では、徴税は個人の持つ財産(私有財産)を侵す行為であると考えることから、特に社会福祉を重視する国家観である福祉国家には否定的です。
参考
https://minnkane.com/news/5443
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/リバタリアニズム
https://kotobank.jp/word/リバタリアニズム-185989#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89