辻仁成さんの言葉。
挫折や絶望はチャンス
試練が起きたり、挫折や絶望を感じる時こそ、人間が成長している時なんですよ。だから、不意に試練がやって来た時は、そこで苦しむのではなくて「来た来た」「チャンスが来たぞ」と自分を鼓舞すべきだと思います。
私もチャンスが来てるぞ!!
「敵を味方にしてこその、勝利です」
人間は必ず誰かには嫌われますし、やっかまれるし、面倒くさい人間関係に陥るんです。そんな時、僕は必ずこの言葉を自分に向かって言うんです。
たとえば、読者の方に、すごい嫌いな上司がいるとします。いつも何かいろいろ言われて、いつか殺してやろうと思っている、と。そんな状態の時、その人はすでに負けているんですよ。その上司に、というのか、人生そのものに。
「敵を味方にしてこその、勝利です」とは、その上司さえも自分の味方にしてみせようとすることです。
いつか自分がいい仕事をすることで「○○さんってすごいね、すてきだね」と言われれば、その関係性がより多くの関係性を生むじゃないですか。その方が、生きていて楽しくないか? そう提案したいですね。