誠は天の道なり。これを誠にするは人の道なり。
(中庸 第20章)
儒教哲学の書、中庸の中の言葉。
中庸と誠を拠り所としています。
- 中庸…バランスのとれた状態。
- 誠……嘘偽りのないこと。
誠は天の道である。
誠の発現に努めるのが人の道である。
誠はもともと天の道なのだが、人間にも賦与されている。
人間は人欲に邪魔されて、せっかくの誠が曇ってしまう。
そうならないように、常に誠の発現に努めなければならない。
儒家は人として守るべき社会の規範を説いた。
良い人生を送るために。
儒家のいう
道とは、
人の道。社会規範。
儒教における天
人間を支配する超自然的な権威。
西洋風に言えば神。