学びは生きることの一部。ユダヤ人の教育
ユダヤ人にとって、学びは生きることの一部。
そして、学びとは成績ではなくて
好きなことを追求できる力
を指す。
アインシュタインをはじめとする
数々の優れた人材を輩出している背景には
そのような考え方があるのだなぁと
感じました。
「ユダヤ人にとって大事なのは、“好きなこと”を持つこと。子どもも早くから自分の好きなこと、熱中できることを持つことが奨励されます。好きなことがあれば、親は全力で肯定し、サポートします。逆に、好きなことがない人は、周囲から心配されてしまいます」
子どもが好きなことを見つければ、大成するか否かは求めずにとにかくサポートし、褒め称え、伸ばしていくのがユダヤ流。
目につく場所にさまざまな本を置く
幅広いジャンルと言語。
音楽、天文学、政治、法律、哲学、経済学、文化論、歴史、科学、小説、写真集、図鑑。
英語、日本語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ラテン語……。
「ユダヤ人は、子どものことをとてもよく見ていて、何かに興味を示したら、その分野に関する本を与えたり、本物を体感させに博物館や美術館などへ連れて行ったりします。
“教育(エデュケーション)”という言葉は、
もともと“引き出す(エデュカーレ)”という言葉からきています。
まさにユダヤ人の親は子どもの秘めた才能を引き出すのは親の役割だと考えているのです」