落合陽一さんが、『理事無碍 りじむげ』を例えに出していたけど、どんな意味?
仏教、華厳宗で唱えられている「事事無碍法界(じじむげほっかい )」は、
理事無碍のつぎに悟りによって得られる最終到達点とされている。
理事無碍とは、世界の記述を
理、つまり縁起による関係性、および、
事、つまり対象の事物、によって
行うことであり、その2つを用いて構成される世界認識が滞りなく
『無碍』という、エコシステムを形成することを意味する。 【無礙・無碍】 仏教用語。 無障礙とも。 障りや妨げが無く自由自在であること。
『事事無碍法界』 -脱近現代
世界のあらゆる事物がすべてつなぎ合わさり、作用し合あっているという仏教思想の一つ。
モノと機械がつながり、その各々の結節点、部分が全体をも包括しうる。その過程で人間の理性についての議論や標準化についての議論が時代遅れに近づく。
ディープラーニングでは、常に結果である「物」が先立ち、人間の「理」ではなく「物」と「物」との関係性によって世界が進んでいく。
対して、
『理事無碍法界(りじむげほっかい)』-近現代
あらゆる事物の背景には理(ことわり)との関わり合いがあるという思想のこと。
参考
https://hiptokyo.jp/hiptalk/conferencevol7/
http://taftaftaf.hatenablog.com/entry/2018/04/23/224250